2011年 08月 06日
パッパニーニョのひとりごと
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横浜 マリノス谷口博之選手から「8月の代表選手候補合宿へ参加することになりました。」との電話があった。遠慮がちながら大きな意気込みを感じた。彼とは最初当店のお客として、更JJリーグの研修事業として数日研修に来店し交流が深まった。シーズン前にマリノスの練習場にへ行った。彼の練習を間近で見るのは初めてだったがグラウンド一杯に目配りした状況判断とボール際の球捌きはチーム1と直感した。中盤の攻守の切替り時に果たす役割は大変貴重だったが、残念ながら彼の仕事はそこで終わっていた。彼を知る少年時代の球友から「博之は得点意欲が旺盛だった」と聞いていたので意外に思った。川崎フロンターレの寺田コーチを交え時々サッカー談義を楽しむが、その時この話をした。そして「中盤で一仕事をした後に相手の視界から一度消え、影武者のごとく相手ゴール近くに再び現れ、得点に絡む。これがきみの目指すサッカーでは?」と問いかけたところ大きく頷いた。最近のマリノスの試合を見るとヘディングの強さに加え、ゴール近くの仕事の質が一段と向上したので、彼が代表候補に選抜されたのは当然だろう。「是非このチャンスを掴んでほしい!」と願っている。
by pappanino
| 2011-08-06 22:02
| サッカー